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2018/10/23一般生菌数の検査
安全性の評価にはいくつかの検査の組み合わせが必要なことも
安全で新鮮な食品であることを私たちはどのように判断したらよいのでしょうか。
日常生活の中では、食品の色や臭い、また商品であれば賞味期限等の表示を見て判断していると思います。
しかし、これらの五感や表示などから得られる情報は、不確実な場合も多く、特に食品中に存在する微生物は、カビなどを除き、通常肉眼で確認することができません。
そこで食品の微生物検査が求められることになり、最も多く行われているものが衛生指標菌と呼ばれる一般生菌数の検査になります。この検査内容を簡単に説明しますと、一般的な細菌が発育しやすいよう栄養分が含まれた加温溶解した寒天(標準寒天培地)と食品の希釈液を混ぜ、冷まして寒天を固まらせた後、35℃で2日間放置(培養)します。
食品中に細菌が存在していれば、寒天に数ミリ程度の菌の塊(コロニー)が見えてきます。このコロニーの数を数えることで、最初に食品中に存在していた細菌の数を求めることができます。
この結果から腐敗や汚染、品質劣化の程度をある程度知ることが出来、科学的に安全であることの根拠の一つとなります。
しかし、一般生菌数の検査だけでは低温や塩分が多い環境を好む細菌などは捉えることができず、発育した菌の種類までは分かりません。

食品の微生物学的な安全性評価をするためには、一般生菌数の他、いつくかの検査を組み合わせることが必要となる場合もあります。
弊社では、そのようなご相談も承り検査のご提案いたします。

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