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2018/01/19食品衛生規制見直し(食品衛生法改正)骨子案公表、パブリックコメント募集 (2018.1.19 厚生労働省)
様々な規制の見直しが検討
厚労省は1月19日、食品衛生規制見直し(食品衛生法改正)の骨子案を公表し、国民の意見募集を開始しました(2月7日まで)。

<骨子案の概要>
①広域的な食中毒事案への対策強化
国・自治体の相互連携・協力、厚労大臣の緊急対応の仕組構築。

②HACCPによる衛生管理の制度化
食品等事業者、と畜業者、食鳥処理業者に対し、一般的な衛生管理に加え、食品衛生危害の発生防止に重要な工程を管理するための衛生管理計画(規模・業種により食品特性に応じた衛生管理計画)の策定と遵守を義務化。(常温保存包装食品のみの販売など、公衆衛生への影響の低い業種は対象から除外。)

③特別の注意を要する成分等を含む食品(いわゆる健康食品)による健康被害情報の収集

④国際的に整合な食品用器具・容器包装の衛生規制の実施
合成樹脂を対象に原材料の規格基準化(ポジティブリスト制導入)。製造者・販売者間等における基準適合情報の提供の義務化。

⑤営業許可制度の見直し、営業届出制度の創設:政令許可業種の見直し他

⑥食品リコール情報の報告の制度化
営業者に回収の着手及び回収状況の都道府県知事等への報告を義務付け、報告を受けた都道府県知事等に厚生労働大臣等への報告を義務化。(食品衛生上の危害が想定されない場合は報告義務を除外)

⑦輸入食品の安全性確保・食品輸出関係事務の法定化
・食肉、食鳥肉等を対象に、輸出国政府機関によるHACCP衛生管理の実施確認がされた施設以外の施 設の製品の輸入を禁止。
・乳・乳製品、生食用カキやフグを対象に、食品衛生管理状況等に関する輸出国政府の衛生証明書の添付 を輸入許可要件とする。

<備考>
食品衛生規制の見直し方向については、昨年11月に食品衛生法改正懇談会
の取りまとめ報告書を公表し、12月には全国7ブロックで食品事業者、消費者一般を対象に説明会を開催し、質疑応答を行っています。

・骨子案はそれらを踏まえ食品衛生法改正の骨子を示したもので、改正法案を次期通常国会(19年度)に提出するとしています。